株Lifeパートナー詐欺検証

株Lifeパートナーが仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
株Lifeパートナーという株式投資情報サイトをご存知でしょうか？

東京都杉並区に会社を構えている様です。

ドメイン取得年月日は2014年7月となっており、来月で1周年を迎えますね。

この間、有益な情報を会員に提供する事は出来ているのか？

利益獲得の為の手段として利用できるサイトとして認知されたのか気になるところです。

但し前提として、金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後警告を受け、突然サイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。

会員の方は、すぐに利用を停止した方が良いと思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】

株Lifeパートナーに会員登録する前に分かる事は？

会員が大切な資産を投じ、行う一つ一つの注文に気を配り、真摯に「勝つ為の手段」をアドバイスする事を約束しているそうです。

又、会員の快適な投資を応援するパートナーとして、資金規模・余力に合わせたプランを提示し、安心のサポートを行うと掲載されていました。

PCとスマートフォンにも完全対応しているそうで、出かけ先からでもリアルタイムで情報を確認出来るとの事。

メールアドレスがあれば無料で会員登録出来る様で、直近で急騰が見込める銘柄を無料で提供しているそうです。

「当サイトについて」というページを見てみると、株式相場は戦場であり、弱肉強食の世界だと大々的に掲載されていました。

強者になるには、有力且つ強力な情報を掴む事が最も重要だと考えているらしく、仕手株はもちろん、常に最新情報を取り入れ、その膨大な情報量の中から高精度情報を精査し、会員に届けている事が明記されています。

「仕手株」という文言が出てきましたが、どの様な認識を持って使用しているんでしょうね。

株式相場を知り尽くしたプロフェッショナル達による、テクニカル・ファンダメンタル分析を駆使した投資ノウハウによって、会員に最大限の利益を得られる様、資産運用の手伝いをする、という記述も見受けられました。

更に、アフターフォローにも力を入れていて、会員の資産運用をスムーズに進める為の体制がここまで整っている情報サイトは、株Lifeパートナー以外、他にないだろうという見解を述べています。

「銘柄実績」のページを見てみると、12件の実績が確認出来ましたが、直近の提供日付は2015年5月1日となっており、約1ヶ月間の更新がされていない模様。

更新が止まっていると、運営状況がどうしても気になってしまいますよね。

「提供銘柄実績」というページは、会員にならないと見る事が出来ない様ですが、上記「銘柄実績」と何が違うのでしょう？

又、「マイページ」「無料銘柄相談」のページも、会員にならないと確認出来ませんので、早速登録してみたいと思います。

株Lifeパートナーに会員登録した後に分かる事は？

登録したメールアドレスに貼られていたリンクをクリックしてみると、「この度は株ライフパートナーにご登録ありがとうございます。まずはこちらの動画を御覧ください」というメッセージが表示され、サイト内に動画が添付されていました。

3分弱の動画で、登録までの流れの説明、会員の声、サイト側からのメッセージなどが流れていますね。

この動画の下部には、パスワードや生年月日、電話番号を登録する初期設定のフォーマットが用意されています。

入力して進むと、ここで「登録済みのメールアドレスです。ご入力いただいたメールアドレスは、すでに株Lifeパートナーへ登録されています。」というメッセージが表示されました。

登録した覚えはありませんし、株Lifeパートナーから配信されると思われるメールは届いていません。

この様な事がなぜ起きてしまったのか…

「パスワードをお忘れの方⇒パスワード再発行ページへ」とありましたので、クリックしてみましたが、「エラー」と表示されますし、一向に進む事が出来ません。

パスワード再発行のページを、早急に対処してほしいところですね。

残念ながら会員登録後の事は分かりませんが、とりあえず今後のサイト側の対応を待ってみたいと思います。

株Lifeパートナー最新情報

2018年3月2日、株式会社JG-company、株式会社Master及び株式会社S&F並びにその役員3名による金融商品取引法違反行為に係る裁判所への禁止及び停止命令発出の申立てが証券取引等監視委員会より成されました。

この3社が投資助言業務の為に開設したウェブサイト等一覧に株Lifeパートナーが含まれており、3月29日には上記禁止及び停止命令が東京地方裁判所より発令(株式会社JG-company、株式会社Master及び株式会社S&F並びにその役員3名に対する金融商品取引法違反行為に係る裁判所の禁止及び停止命令の発令について[https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2018/2018/20180329-1.htm] ← リンク切れ)。

代表取締役の氏名も無登録で金融商品取引業を行う者として掲載されるなど、中々に厳しい処分を受けていますね。

当然の報いであり、他の無登録業者も今後同様の処分が下ると考えた方が良さそうです。

もし利用している株式投資情報サイトが金融商品取引業者か無登録業者か分からない場合には、金融商品取引業者一覧のページなどをしっかりチェックしましょう。