ブレインパートナーが仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
ブレインパートナーという株式投資情報サイトをご存知でしょうか?
ドメイン取得年月日は2019年4月9日なので、運営期間は最長でも3ヵ月弱のかなり新しいサイトだと判断する事が出来ますね。
IPアドレス(54.238.211.89)を調べてみたものの、これまでに調べてきた株式投資情報サイトとの類似性を確認出来ず、どこかのサイトがリニューアルしたという形跡はありません。
但し後述しますが、ブレインパートナーは一方的に迷惑メールを送り付けてくる怪しいサイト。
これは特定電子メール法に違反する行為であり、いつ処罰を受けてもおかしくない状況だと言えます。
又、ブレインパートナーは金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後財務局から警告を受け、何の前触れも無くサイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。
もしブレインパートナーからのメールを見かけても、無視するのが無難だと注意喚起しておきます。
以下、私、安達がお伝えします。
事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】
ブレインパートナーに会員登録する前に分かる事は?
まず最初に、ブレインパートナーを知ったきっかけについてお話しておきたいと思います。
2019年6月3日の昼過ぎ、ブレインパートナーから「-銘柄直送便-≪X氏の極秘銘柄≫を貴方様に即日公開」という件名のメールが突然届きました。
このメールでは、
この度は誠におめでとうございます。
貴方様に特別な『ご紹介制度』が適用となりました。
只今、担当プランナーを選定させて頂いておりますが、取り急ぎ【情報筋X氏】より直接の銘柄提供を行わせて頂きます。
(中略)
驚異!2018年勝率100%を達成した実績ある情報筋からの直接オファーです。
などと伝えていますが、会員登録した記憶は無く、そもそもブレインパートナーという名称を初めて目にしましたし、急にこの様な事を言われてもただただ戸惑うばかり。
又、メールに記載されているURLからドメインページ(https://brain-partner.net/)を開いてみたところ、まっさらなページが表示されるのみ。
ブレインパートナーの指定するURL(https://brain-partner.net/~)を開かない限り、一切情報を確認出来ないという事でしょう。
以前調査した「仕手株必勝ガイド」でも見られた手法ですので、お手隙であれば「仕手株必勝ガイド 詐欺検証」についてもご参照下さい。
ブレインパートナーがなぜこういった回りくどい手法を採っているのか、皆さんはその理由が分かりますか?
もし本気で売上を出したいのであれば、普通は集客しやすい様なホームページ(ドメインページ)作りに注力しますよね?
それが出来ないという事は…!?
理由はズバリ、ブレインパートナーが金融商品取引業者の資格を有していない事にあります。
金融商品取引業者の認可を受けていない株式投資情報サイトが、財務局から無登録業者と警告を受けるのは時間の問題でしょう。
財務局から警告を受けたサイトを利用したいと思う人など、存在する訳がありません。
つまりブレインパートナーは財務局からの警告を回避する為、ドメインページをブランクにして、特定の人(迷惑メールを受け取った人)だけが閲覧出来るページを別途用意し、そのページに迷惑メールで誘導しているのです。
連日反社会的勢力のニュースで持ち切りになっていますが、いかにもその様な輩が関わっていそうなサイトというイメージは拭えません。
迷惑メールは2019年6月3日以降もほぼ毎日届いており、甚だ迷惑な話。
ブレインパートナーは即刻メールの送信を止めるべきです。
ブレインパートナーに会員登録した後に分かる事は?
会員登録という形態は採っておらず、上述した通り迷惑メールから指定のURLに誘導。
見る価値が無いのは重々承知していますが、情報収集の為、このページをチェックしていきたいと思います。
2019年6月27日にブレインパートナーから届いた迷惑メールのURLをクリックしてみたところ、X氏の極秘銘柄を即日公開すると掲載されていました。
この極秘銘柄は筋直送の厳選情報で、【「SSSクラス」極秘ダイヤモンド銘柄】と呼称されています。
X氏は国内外の機関投資家・著名投資家と、独自のルート・コネクションを通じて専属情報提供契約を結んでいるらしく、その時々の中で一番勝てる情報を選定し、
・投資情報を取り扱う様々な機関
・ブレインパートナーグループの一員
・個人投資家
へと提供を行っている、「情報の大元」と言っても過言ではない存在だそうです。
しかし情報提供者の本名を明かさないで「X」と伏字にするあたり、胡散臭さが漂っている印象。
ちなみにX氏が2018年に公開した銘柄(12銘柄)は、100%の勝率を達成したとの事。
但しエビデンスは無く、事実かどうかは定かではありません。
2019年1月から2019年5月までに公開した銘柄の情報を載せていないところも不自然ですね。
上記の様にブレインパートナーと他の企業を比較し、有力情報を最上流の位置で取得出来ると謳っていますが、説得力を全く感じないのは気のせいでしょうか…?
同様に、X氏の極秘銘柄へ実際に参加した人達の喜びの声についても、ブレインパートナーが用意したステマコメントの疑いが濃厚。
募集要項として、
提供方法:申し込み確認後に即日公開(入金確認後、メールで銘柄情報を記載して届ける)
内容:1銘柄+フォローアップ配信
最低投資資金目安(信用取引):30万円~
最低投資資金目安(現物取引):50万円~
目標株価:5倍以上
価格(特別紹介割引を適用):10,000円(税別)
を提示し、X氏の極秘直送情報は1回限りの案内で、【「SSSクラス」極秘ダイヤモンド銘柄】に関する参加機会も1度だけだと煽っているものの、迂闊に情報を購入すると、後々高額な情報の購入を勧めてくるかもしれません。
そして最後に、ブレインパートナーが危険なサイトである一番の理由をお伝えしましょう。
「特定商取引法に係る表示」を見ると、会社名はおろか、所在地・責任者・電話番号が明かされていません。
仮にブレインパートナーが会社名だったとしても、会社の種別(株式会社、有限会社等)を載せるべきですよね?
又、所在地が分からなければブレインパートナーが法人登記されている会社かどうかも分かりませんし、電話番号が分からないとトラブルが起きた際に対応出来ません。
「特定商取引法に係る表示」の体を成しておらず、特定商取引法に違反しているサイトと判断した方が良さそうです。
尚、IPアドレスを変えて再度迷惑メールのURLをクリックしたところ、【「SSSクラス」極秘ダイヤモンド銘柄】の情報ページが表示されなくなりました。
一般的なサイトでは有り得ない状況に陥り、正直困惑しています。
ブレインパートナー 検証結果
ここまでブレインパートナーについて詳しく調べてきましたが、皆さんはどの様な印象を持ちましたか?
良い印象を持った人はいないですよね?
・金融商品取引業者の認可を受けていない無登録業者
・会員登録していないのに迷惑メールを送ってくる
・ドメインページを開いても何も表示されない
・情報提供に関わっている人物の氏名が分からない
・特定商取引法に係る表示に、会社名、所在地、責任者、電話番号が載っていない
・IPアドレスを変えると、指定ページを閲覧出来なくなる
といった観点から、ブレインパートナーを利用するのは極めて危険だと言えます。
ブレインパートナーは詐欺サイトの可能性が非常に高く、個人情報を伝えてしまうと詐欺グループ間で情報共有され、一時被害のみならず二次被害、三次被害と被害が拡大する恐れがあります。
こういったサイトの利用は控える様、くれぐれもご注意下さい。
ブレインパートナー 運営会社情報
[URL]https://brain-partner.net/
[MAIL]info@brain-partner.net
ブレインパートナーの口コミ募集中!
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ブレインパートナーが、仕手株詐欺を行う悪徳な評価の低いサイトなのか、株式投資を行う上で利用価値のある評価の高いサイトなのか、意見共有させて下さい!
>>Mako
確かに。
連絡先ももちろんだけど、どこに会社があるのかも告知してないみたいだな。
これでブレインパートナーを使いたいと思う奴がいると思ってるなら大間違い。
管理人さんが指摘してるように、反社会的勢力の可能性が高そうだ。
ブレインパートナー、自分たちの素性をまったく明かさないとかおかしいだろ!
もう詐欺サイトって断定するべきだな。
ほんと反吐が出るわ。