ASSIST(アシスト)及びAmorphous ever Limitedが仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。

ASSIST(アシスト)という株式投資情報サイトをご存知でしょうか？

ドメイン取得年月日は2018年8月7日と、運営開始から1ヵ月が経過したばかりのかなり新しいサイト。

会員に対し、投資情報やニュースなどを提供する目的をもって立ち上げられた様です。

但し前提として、

管理人管理人

ASSIST(アシスト)・Amorphous ever Limitedは金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後警告を受け、何の前触れも無くサイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。

サイト名を英単語のビッグワードにしている違法な無登録業者が多数存在しており、ASSIST(アシスト)もその中の1つと考えるべき。

会員の方は、すぐに利用を停止した方が良いと思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】

ASSIST(アシスト)に会員登録する前に分かる事は？

まず最初に、ASSIST(アシスト)を知ったきっかけについて触れておきたいと思います。

9月4日の夕方、「【9/4 本日の相場市況】買い手控えで3日続落」という件名のメールが、ASSIST(アシスト)から突然届きました。

どこかのサイトがリニューアルしたのかと思いきや、当該メールにそういった連絡事項は一切無く、平然と「ASSIST事務局で御座います」と言われたところで戸惑うばかり。

そこで、ASSIST(アシスト)を運営している会社を調べれば何か分かるかもしれないと考え、特定商取引法に基づく表記を確認。

すると、Amorphous ever Limitedという見知らぬ会社名が記されていました。

しかも所在地はベリーズ！

私はベリーズに拠点を構える会社と取引した事など、一度も無いのですが…

明らかに日本人向けにサービスを提供しているにも拘わらず、なぜベリーズから情報を発信しているのでしょう？

金融商品取引業者として、日本国内で堂々と運営すればいいのでは！？

今まで調査してきて所在地をベリーズとしていたのは、

・株虎(kabu tora)
・FINAL STOCK PROJECT(ファイナルストックプロジェクト)
・SOARING MARKET(ソアリングマーケット)

の3サイト。

「株虎(kabu tora) 詐欺検証」「FINAL STOCK PROJECT(ファイナルストックプロジェクト) 詐欺検証」「SOARING MARKET(ソアリングマーケット) 詐欺検証」をご覧頂くと分かると思いますが、いずれも金融商品取引業者の登録が無い無登録業者。

ベリーズ以外にも海外で運営する違法な株式投資情報サイトが散見されますので、併せて最大限の注意を払う様に心掛けて下さい。

尚、9月4日以降もASSIST(アシスト)から続々とメールが届いている状況。

3通目のメールで、「大切な会員様の資産形成をお手伝いする事」をサイト名の由来としている事を伝えてきました。

「貴方様の成功はASSISで叶えます」と盛大に自サイトの名称を間違えているあたり、「酷い」の一言しか浮かびません。

チェック体制すら整っていない手抜きのサイトと判断されても仕方ないでしょうね。

改めてトップページを見てみます。

「資産を育てる投資情報」を掲げ、投資に役立つ重要なテーマから最新の市場動向までを網羅し、最速・最高の選別力・分析力で有益と成り得る情報を提供すると宣言していました。

又、利益拡大を狙う高精度な情報を堪能してほしいそうです。

しかし金融商品取引業者の資格を持たないサイトに何を言われたところで、説得力は皆無。

ただの妄言だと捉えておくべきですね。

登録前のページでは、

・利用規約
・プライバシーポリシー
・特定商取引法に基づく表記
・お問い合わせ

といったページ以外、特にコンテンツは用意されていません。

希薄と言わざるを得ず、トップページを見ただけで登録したいと思う人はいないのでは！？

迷惑メールからの集客がASSIST(アシスト)の運営スタイルと考えて間違いないでしょう。

ASSIST(アシスト)に会員登録した後に分かる事は？

会員登録していないにも拘わらず、ASSIST(アシスト)から届いたメールにログインIDとパスワードが載っていましたので、不本意ではありますが情報収集の意味も込めてログイン後のページを確認してみたいと思います。

登録前のページとは打って変わり、多くのコンテンツが用意されていました。

まず「ASSISTとは」というページを見てみると、

・業界でもトップクラス豊富な情報ルートを持ち、特に外資との人脈に長けている
・これまで会員に情報提供するだけでなく、企業などの大口の顧客にも提供してきた実績がある
・優秀なアナリストを多数揃え、銘柄選定から徹底したサポート体制によって売買のタイミングを的確にサポートする事で、会員のトレードにおける不安を取り除く事に力を入れている

を他社には無いASSIST(アシスト)の強みとして挙げています。

更にASSIST(アシスト)が上昇する銘柄を厳選し、安定利益を届けられる根拠として、

1.利益に直結する質の高い情報
確実な提携先からの情報によって、他社の一歩先を行く有利な投資を可能にする。
情報精査精査工程には出し惜しみなく費用を投じ、より完璧に近い情報に仕上げる事で、利益獲得の成功率を高めていく。
日本国内で最も信用出来る業界最大手の情報精査機関と提携している。

2.利益確定までの徹底したサポート体制
銘柄相談や担当アドバイザー制度、投資コース昇格のサポート、情報案内などを設け、利用開始から最初の利益獲得まで、会員がどの様な投資状況でも責任を持って同じ担当チームがサポートする。
スタッフは優秀な人材のみを採用しており、他社からASSIST(アシスト)に移行する人も多くなっている。

を提示。

ちなみに業界最大手の情報精査機関の名称が伏せられているのはなぜでしょう？

この名称が明らかにならない限り、ASSIST(アシスト)が作った架空の話と捉えられてしまうはず。

又、「他社には無い」を売り文句にしているものの、なぜ無いと言い切れるのか分かりません。

数多存在している全ての株式投資情報サイトと比較する事などほぼ不可能。

しかもベリーズに会社があるのですから、尚更日本の株式投資情報サイトとの比較は困難を極めるのでは！？

辻褄の合わない発言ばかりが目立ち、とてもではありませんが信用出来るサイトの紹介文とは言えませんね。

次に「利益獲得の流れ」のページを見てみると、利益獲得を重ねてもらう過程で信頼関係を築いていく事が出来るという概念を記しており、ASSIST(アシスト)を利用してから得た獲得利益がまだ多く出ていない人や、資金規模がまだ大きくない人を優先的にサポートすると伝えていました。

そして「投資クラス紹介」のページでは、投資コース毎に案内出来る情報が異なり、目標利益に応じた情報を案内するとして、

[ベーシックコース]

投資未経験者やASSIST(アシスト)を初めて利用する会員を主に、経験者も利用出来るライトな感覚で取り組むコース。
まずは低リスクで中長期投資を主とした収益を追求し、スイング銘柄などの選定を週に1度のペースで提供する。
目標利益：資産10倍・純利益300万円以上
過去1年の目標達成率：94.8%
過去1年の目標達成期間：平均約3ヵ月

[グローバルコース]

ベーシックコースでは提供出来ない、更に情報精度の高い情報で資産形成を行う。
経験豊富な投資プロフェッショナルのアナリストが銘柄分析を行い、短期急騰が狙える銘柄情報を中心に提供する。
目標利益：資産100倍・純利益3,000万円以上
過去1年の目標達成率：81.2%
過去1年の目標達成期間：平均約5ヵ月

[アドバンスコース]

コース加入者一人一人に専属の担当が就く。
未来を見据えた資産運用から短期収益の投機的な動きまで、運用資金に応じたポートフォリオを構築し、会員の希望に沿う資産形成を手伝う。
アドバンスコースへ昇格となれば、投資家としての成功は近いと言える。
目標クリアした場合には、完全非公開であるアシストマスターコースへの昇格を提案する。
目標利益：利益・総資産1億円突破
過去1年の目標達成率：52.8%
過去1年の目標達成期間：平均約9ヵ月

[アシストマスターコース]

アシストマスターコースについては、アドバンスコースで目標資産を達成した会員にのみ詳細を公開している。
目標利益：完全非公開

と4つのコースを紹介していました。

しかし金融商品取引業を営む株式投資情報サイト等は、特別な便宜の提供を約束する事が禁止されており(特別の利益提供等の禁止)、獲得利益や資金規模など関係無く、全ての顧客に対して平等に各種プランを提示する義務がある訳ですが、ASSIST(アシスト)はこれに抵触。

致命的な欠陥であり、金融商品取引業に関して無知なサイトと言えるでしょうね。

まだ問題点はありますよ！

「提供情報実績」のページに14件の実績が掲載されているものの、買付日・株価の日付(=情報提供日)が全てドメイン取得年月日以前の日付となっていました。

中には2015年や2017年の実績も載せられていて、なぜか2016年の実績は無いなど、掲載基準が全く分かりません。

2015年から2018年までの実績がたった14件ではたかが知れているという見方も出来ますね。

「担当アドバイザー紹介」のページでは、最もお勧め出来る利益獲得に直結する業界屈指のアドバイザーとして、大山基という人物が紹介されており、

・最優秀アドバイザー賞を5年連続受賞
・社内の年間利益獲得率は3年連続第1位(2015年～2017年)

といった実績を提示。

こちらもドメイン取得年月日との整合性はありません。

更に「会社概要」のページでは、創立年月日を平成5年2月10日としていますが、同様にドメイン取得年月日と大きくかけ離れた日付。

「会員様の声」のページでも、6人の会員のASSIST(アシスト)利用期間がドメイン取得年月日と合っていません。

嘘に嘘を重ねている状況に、私は唖然・呆然・絶句。

ちなみにこの会社概要に、代表取締役会長の木崎康介氏、代表取締役社長の橋本隆治氏を含む取締役・監査役が14名掲載されていますが、会員登録前のページで公開しないのはなぜなのか？

特定商取引法に基づく表記に外国人の責任者を1人載せて十分だと考えている様では、信頼性という点で、会社としてもはや終わっています。

この状況では、大山基氏や会員の顔写真は盗用されたものか素材のどちらかである可能性が大。

現在、

・本日の相場見通し
・本日の無料推奨銘柄
・本日の相場市況

といった無料情報のほか、

[スポットプレミアム情報]

(ファースト・リカバリー情報)
初回限定案件。
商品購入者のみ閲覧出来る。

[ポイント情報]

(【週末特集】ASSISTが厳選する短期急騰候補銘柄)
利用ポイント：300pt(30,000円)

などの有料情報が確認出来るものの、もはや利用価値は無いと断言してもいいでしょう。

ここまで調べてきた結果、

・金融商品取引業者としての認可を受けていない
・会社の所在地を日本国内ではなくベリーズとしている
・迷惑メールが届く
・会員登録していないのに、既に会員扱いされている
・「特別の利益提供等の禁止」に抵触している
・創立年月日や提供情報実績、アドバイザーの実績などでドメイン取得年月日との整合性が取れない
・「仕手株大戦情報」といった言葉を使い、いかにも仕手株情報を提供する様な姿勢を見せている
・特定商取引法に基づく表記に代表取締役会長や代表取締役社長の氏名を載せていない

といった観点から、

管理人管理人

利用するのは極めて危険と判断します。

ASSIST(アシスト) 最新情報

2018年12月13日、プレミアムコースの新設を行った旨、ASSIST(アシスト)からメールが届きました。

プレミアムコースでは全ての投資コースの情報を網羅し、情報レベルに制限が無い為、資産形成が低迷している会員にも、上位レベルの情報を提供する事が出来るそうです。

しかしこうなってくると、そもそも複数の投資クラスが存在する意味が無いのでは！？

1ヵ月の期間限定という縛りがあるものの、売上が出ないが為の苦肉の策という気がしますね…

尚、目標達成率100%の結果を届けるにあたり、プレミアムコースを利用した場合には、スペシャルアドバイザーの秋吉文夫氏が担当となる模様。

この秋吉文夫氏は、現在富裕層向けのコースでアドバイザーを担当していて、

・ASSIST会長賞
・ASSIST最優秀アドバイザー賞
・日本株式投資協会優秀賞
・日本株式投資協会特別賞

と数々の表彰を受けているそうです。

大学卒業後に渡米して大手証券会社で経験を積み、大手投資コンサルティング企業のゼネラルマネージャーとして勤務していた経歴が掲載されていますが、事実確認出来るものではなく、ASSIST(アシスト)によって作り上げられた架空の人物である可能性も視野に入れておいた方がいいでしょう。

前提として「日本株式投資協会」をインターネットで調べても、その様な機関は検索にヒットしませんし、全てが嘘・捏造と考えるのが妥当。

参加費用が通常1,500,000円のところ200,000円と、破格の割引になっているところも怪しさ満点。

2018年12月18日(火)の12時半からプレミアムコース権利情報が公開されるという事ですが、信頼出来る根拠が皆無ですし、無視すべきだと思います。

ASSIST(アシスト) 運営会社情報

[URL]https://assist-stock.com/
[事業者名]Amorphous ever Limited
[代表取締役会長]木崎康介
[代表取締役社長]橋本隆治
[運営責任者]Ning Gaofeng
[所在地]P.O.Box1626,9 Sea Grape Street,San Pedro,Ambergris Caye,Belize
[TEL]+31852081919
[Mail]info＠assist-stock.com

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