KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)が仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
1月13日以来続落してきた日経平均株価が、昨日一時18,660円を下回る数値を示しました。
去年同時期の大幅下落が思い起こされたものの、今日の上昇もあり、19,000円台に復帰。
今のところ比較的横ばいの動きを見せていますが、問題となるのはこれからでしょう。
日本時間で明日未明、いよいよアメリカ新大統領の就任式が行われます。
この場でどういった発言があるかによって、週明けの相場が大きく動くと予想されますよね。
各国の政治家だけでなく、世界の個人・法人が見守るであろう第45代アメリカ大統領の誕生が、経済市況に及ぼす影響は!?
既に日本でもアメリカへの投資を表明する大企業が現れており、期待・懸念、双方の感情が入り混ざる珍しいケースと言えるでしょう。
さて、KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)という株式投資情報サイトをご存知でしょうか?
ドメイン取得年月日は2016年12月14日と、運営開始から1ヶ月が経過したばかりの、かなり新しいサイトです。
「JOURNAL(ジャーナル)」とサイト名に含めている訳ですから、株式新聞・株式雑誌を自負しているものと思われます。
出来たばかりのサイトですし、まだそう多くの会員はいないでしょう。
どういったところに主眼を置いて顧客獲得を目指しているのか、調べていく次第です。
但し前提として、金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後警告を受け、突然サイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。
会員の方は、すぐに利用を停止した方が良いと思います。
以下、私、安達がお伝えします。
事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】
KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)に会員登録する前に分かる事は?
トップページでは、会員登録が無料である事、会員登録すれば無料で銘柄相談などが受けられる事が確認出来ます。
これら以外には、各コンテンツが並んでいる他、登録方法や免責事項があるのみで、特筆すべきセールスポイントは見当たりません。
ログインフォームも用意されているのですが、見覚えがありますね。
今まで見てきた株式投資情報サイトの中に、いくつか同じ様なフォーマットが使用されていたケースがあった様に思います。
どこかのサイトがリニューアルした可能性もありますが、現状としては不明。
サイトの作りが質素ですし、あまり力を入れているとは考えられず、利用するには多少の不安が…
次に「株式ジャーナルとは?」というページを見てみましょう。
このページでKABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)の詳細が語られていました。
まず、とことん”勝ち”に拘った本物の情報だけを配信するという力強い宣言が見受けられます。
個人投資家が勝つ為の方法として、本物の情報を掴む事ただ1つだと捉えており、この本物の情報を惜しむ事なく発信する事で、利用している会員の力になると考えている模様。
インターネットが普及した現在、様々な情報が簡単に入手出来る様になったにも関わらず、溢れる情報に翻弄されている人に対し、一人で悩まないでほしいと言っています。
しかし、KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)が本物の情報を取り扱っているという、確固たる証明が行われておらず、信憑性が問われるところ。
各分野に精通したプロフェッショナルが、しっかりと勝利への道標を示すという事ですが、何名のプロフェッショナルが在籍しているのかなど、細かい点には触れられていません。
文字に起こして掲載するのは簡単ですが、しっかりその事実が確認出来るものを提示すべきでしょう。
次に「銘柄実績」というページを見てみます。
6件のみ、過去実績が確認出来ますね。
ただ、内5件の情報提供日がドメイン取得年月日以前の日付になっているのが大きな疑問。
サイトが出来ていない日に、なぜ情報提供が行われるのか!?
この時点で怪しいサイトだと判断出来るのでは?
もし仮に、どこかのサイトがリニューアルしたと言いたいのであれば、リニューアル元のサイト名を提示してほしいですね。
KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)に会員登録した後に分かる事は?
上記の通り、銘柄相談などの無料サービスがあるという事ですので、情報収集も兼ねて早速登録してみたいと思います。
指定のフォーマットにメールアドレスを入力し、「確認メールを送信」ボタンをクリックすると、名前・メールアドレス・電話番号の入力を求められるので、これらを入力して「送信」ボタンをクリック。
この一連の作業を完了させればパスワードが発行され、ログイン出来る様になります。
ちなみにメールアドレスを2度も入力させるのは、手間が掛かるので省略してほしいですね。
更に言えば、いきなり電話番号という大事な個人情報の入力を求めるのは如何なものか…
それなりの関係を構築した上で、強制ではなく任意で求めるべき情報でしょう。
改めて登録後のトップページを見てみます。
会員情報の確認や変更を行える項目が増えたものの、トップページは余白が大部分を占めており、とてもやる気があるとは思えないという感想を持ちました。
キャンペーン情報であったり、人気の高いプランであったり、何かしらのセールスポイントを告知してもいいのでは?
ここまで何も無いサイトというのも、そうはお目にかかれません。
会員登録した事で「ポイント購入」というコンテンツが閲覧可能になったのですが、ここでも驚きの文言が…
注意事項に「ご購入されましたポイントの使用有効期限を6ヶ月間とさせていただいております。」とあり、極めて不親切と言わざるを得ません。
ポイントの返品・返金を行っていないのであれば、最低限ポイントの有効期限は撤廃すべきでしょう。
あまりにも酷いですね…
「すぐに閉鎖されるサイトなのではないか」と勘繰られても致し方ないのでは?
とてもではありませんが、利用価値を見出せません。
直接電話対応する事に注力しているのかもしれませんが、登録後のページがこれでは、何の説得力も持たないですよね。
注意が必要な株式投資情報サイトの1つだと感じた人も多いのではないでしょうか。
最近は投資に関する詐欺・トラブルのニュースが多く、非常に残念です。
怪しい勧誘を行っている株式投資情報サイトがあれば、すぐに「仕手株情報詐欺撲滅ナビ」にコメント頂ければと思います。
しっかり情報を共有・拡散し、怪しいサイトを排除していきましょう。
KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル) 最新情報
2018年3月2日、株式会社JG-company、株式会社Master及び株式会社S&F並びにその役員3名による金融商品取引法違反行為に係る裁判所への禁止及び停止命令発出の申立てが証券取引等監視委員会より成されました。
この3社が投資助言業務の為に開設したウェブサイト等一覧にKABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル)が含まれており、3月29日には上記禁止及び停止命令が東京地方裁判所より発令(株式会社JG-company、株式会社Master及び株式会社S&F並びにその役員3名に対する金融商品取引法違反行為に係る裁判所の禁止及び停止命令の発令について[https://www.fsa.go.jp/sesc/news/c_2018/2018/20180329-1.htm] ← リンク切れ)。
代表取締役の氏名も無登録で金融商品取引業を行う者として掲載されるなど、中々に厳しい処分を受けていますね。
当然の報いであり、他の無登録業者も今後同様の処分が下ると考えた方が良さそうです。
もし利用している株式投資情報サイトが金融商品取引業者か無登録業者か分からない場合には、金融商品取引業者一覧のページなどをしっかりチェックしましょう。
KABUSHIKI JOURNAL(カブシキジャーナル) 運営会社情報
[URL]http://kabu-journal.com/(閉鎖)
[販売業者]株式会社アイテック
[運営責任者]稲本慎也
[所在地]東京都千代田区飯田橋4-8
[電話番号]03-5337-6281
[メールアドレス]support@kabu-journal.com
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