Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)が仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)という投資情報サイトをご存知でしょうか？

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)

ドメイン取得年月日は2014年4月5日となっていましたが、運営会社は1991年に設立された模様。

北欧の神話において「天界」を意味する「Valhalla」ですが、冠した意図はここにあるのでしょうか？

もし、利用する事で安定した利益を生み出してくれるのであれば、納得のいく引用かもしれませんね。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)に会員登録する前に分かる事は？

トップページ右上部を見ると、英語・中国語・日本語のページが用意されている事が確認出来ます。

本社がアメリカ、支社がシンガポールにあり、世界的に展開しているものと考えられますね。

日本の電話番号が用意されていましたが、今後日本に支社を設立する予定はないのでしょうか？

何かトラブルが起きたと想定した場合、どこの国の法律で対処する事になるのか明確でなく、不安が拭えない人もいるかもしれません。

この点については、何か折衷案を提示してほしいというのが率直な感想です。

さて、Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)についてですが、日本では数少ない「特別なお客様」だけに開かれた資産運用プライベートクラブだと説明していました。

欧米では長い伝統を持ったサービスだそうで、「アジアの人の為に役立てたい」「自信を持って勧められる資産運用を伝えたい」という志を持って、アジアへ進出したとの事。

具体的な目標や将来像を明確にする事が出来れば投資に失敗する事は無いと考えており、充実したセカンドライフを構築する為のサービスを提供している様です。

そして、このサービスの1つが「ヴァルハラ金融システム」。

たった1つの仕組みが年利144%を生むらしく、

・この仕組み通りにやればすぐに結果が出る実践マニュアル
・数々の富裕層がここから誕生した「殖やし方」の極意
・勝率100%
・景気に左右されない「強い資産」の育て方
・投資が初めての人でも簡単に始められる

といった補足説明がある他、

「システム購入」→「口座開設」→「運用資金の送金」→「システムスタート」

という購入からシステム開始までの流れが紹介されていました。

一般的な投資で考えると「システム購入」の部分は不要で、余計に初期費用が掛かってしまう印象。

確かに、ソフトやインジケーター等、補助ツールを用いるケースはありますが、これと似た様なものなのでしょうか？

システムの販売価格が見当たりませんので、事前にしっかり提示すべきかと思います。

ちなみにこのシステムは「マイクロトレードシステム(MTS)」と呼ばれていて、マーケットの変化を瞬時に捉えて発注をかける超高速システムになっているそうです。

他にも「パートナー制度のご案内」というページで、チーフパートナー(CP)・エリアマネジメントパートナー(AMP)・ヴァルハラコンテンツアドバイザー(VCA)という業務委託契約が見受けられます。

2008年アメリカ・シカゴにてヴァルハラプライベートクラブUSAが始まって以来、富裕層同士の紹介が活発に行われ、メンバーが互いの関係や地位を守るコミュニティを重要視する考えから「パートナー制度」が始まり、この制度が紹介制のプライベートクラブとして重要な位置付けになったという事ですが、具体的にどの様な業務を行っているのかいまいちよく分かりません。

・メンバーへのサービス全般
・担当エリアの管理
・対象商品の案内

という業務内容が、何を意味しているのか気になるところ。

ここまで見てきて、「特別なお客様」の定義・資格・条件がよく分からなかったのですが、「プライベートフィナンシャルサービス」のページにある文言が該当するのでしょうか？

「金融資産3億円からはじめるワンランク上の資産運用をお考えのあなたに」とあり、これではさすがに大多数の人が利用出来ないと思います。

必要とされるのは金融情勢の変化に対応する資産運用で、

・リスクを最小限に抑え、継続的に利回りを確保したい
・偏ったポートフォリオを改善したい
・専任の担当者による完全プライベート運用を希望する
・世界各国の投資信託で幅広く資産運用を行いたい

といった考えを持った人に向けて、金融情勢の現状や環境を分析し、マーケット情報を提供すると言っているものの、さすがに3億円は厳しいものがあります…

1.金融情勢の現状及び今後の見通し
2.運用ニーズと運用状況の確認
3.運用計画の立案と提案
4.運用計画の実行

をサイクルに、Valhalla Private Club(ヴァルハラ プライベートクラブ)ならではの投資信託を活用し、効率的な資産運用を目指すという事ですが、現在どれだけの会員が在籍しているのか知りたいですね。

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)に会員登録した後に分かる事は？

ヴァルハラコンテンツアドバイザー(VCA)の申請フォームが用意されていましたが、個人情報の入力が必須となっていますので、私の方では控えさせて頂きます。

又、ヴァルハラコンテンツアドバイザー(VCA)は業務委託契約ですので有料でしょうし、これも私が申請しない理由の1つ。

そもそも3億円持っていませんし…

尚、無料での資料請求が可能となっており、今無料請求すると、ヴァルハラ金融システムがより詳しく分かる、オリジナル解説DVDを貰えるそうです。

・アジア経済の牽引
・資産サポートを通じた信頼の構築と拡大

というビジョンと共に、2018年にはヴァルハラプライベートバンクUSA、2019年にはヴァルハラプライベートバンクシンガポールを開設する予定が見受けられますが、資産運用を行うにあたってリスクをどの程度見込んでいるのか、顧客にはどういった説明をしているのかという部分にも、詳しく触れてほしいですね。

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ) 最新情報

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ)の公式ツイッターアカウント(https://twitter.com/valhallachorzow)を見つけました。

しかしフォロワーがたった1人だけと、注目されている様子は全くありません。

2017年6月27日以降はツイートが無く、サイトも閉鎖された模様。

無登録業者の疑いが濃厚なサイトですし、早々に撤退したのでしょう。

詐欺に関わっている可能性も高く、利用するのは危険だと思います。

Valhalla Private Club(ヴァルハラプライベートクラブ) 運営会社情報

[URL]http://www.valhalla-chorzow.com/jp/(閉鎖)
[会社名]ブルタンCo.,Ltd(Bruton Co.,Ltd)
[CEO]Chloe Wilson
[アメリカ本社住所]111 South Wacker,111 S Wacker Dr,Chicago,Illinois 60606 USA
[シンガポール支社住所]105 Cecil St,The Octagon,Downtown Core,Singapore 069534
[電話番号]0120-913-943
[メールアドレス]support＠valhalla-chorzow.com

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