平田塾及びヘッジファンドバンキング株式会社が仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
平田塾という株式投資情報サイトをご存知でしょうか?
ドメイン取得年月日は2018年9月2日と、約1ヵ月前にドメインを取得したばかり。
販売会社のヘッジファンドバンキング株式会社は2018年5月30日から2018年8月29日まで行政処分(ヘッジファンドバンキング株式会社に対する行政処分について)を受けていましたので、行政処分(業務停止命令)が解除された後にサイトを立ち上げたのでしょう。
尚、販売責任者の平田和生氏は、「株ドカン」というサイトでも責任者を務めています。
株ドカンは行政処分を受けてから今日(2018年10月9日)に至るまで新規会員の募集を停止しており、「株ドカンの後継サイトが平田塾」という可能性もあるのでは!?
併せて「株ドカン 詐欺検証」もご覧頂くと話がスムーズに伝わると思いますので、是非ご参照下さい。
以下、私、安達がお伝えします。
事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】
平田塾に会員登録する前に分かる事は?
まず最初に、平田塾を知ったきっかけについてお伝えしておきます。
2018年9月17日、日経投資助言協議会の大西という人物から突然メールが届きました。
このメール内のURLをクリックしたところ、転送先が平田塾だった事でその存在を知り得た次第。
ちなみに日経投資助言協議会は、
・日本における投資助言業者を管理する目的で設立された、非営利の民間団体
・助言サービス利用者の保護を優先し、利用者も助言業者も双方が満足出来る投資業界の健全化を目指して活動している
と説明しているものの、今までに一度も日経投資助言協議会の名を聞いた事はありません。
更にメールの冒頭で「このお知らせは過去日経投資助言協議会に関連する株式投資サービスにご登録いただいた方に限定してお知らせしております」と記載されていますが、私のメールボックスを一通りチェックしても日経投資助言協議会に登録した形跡はありません。
よって、日経投資助言協議会は迷惑メール配信業者と考えて間違いないでしょう。
送信元のメールアドレスは「info@e-shopping-c.com」でホームページは存在せず、ドメイン取得年月日は2018年9月11日。
時系列的に、平田塾の運営開始に併せて用意したドメインという感がありますね…
現在インターネット上で日経投資助言協議会が迷惑メールを配信している事が指摘されているせいか、毎日届いていたメールは2018年9月30日でストップ。
行政処分を受けたばかりのヘッジファンドバンキング株式会社はこの件に関与していないとしても、疑惑の目を向けらても仕方のない状況に慌てているかもしれません。
今後同様に迷惑メールから平田塾へ誘導された場合には、再度指摘させて頂きます。
さて、改めてサイト内をチェックしてみましょう。
「1億円投資家養成講座」と銘打ち、インフォトップ推奨講師で伝説の投資家と呼ばれる平田和生氏が努力や練習すら不要で3,000人以上稼がせている、株式投資法の全てを公開すると掲載されていました。
平田和生氏はメリルリンチでNo.1の実績を出し、UOBアセットマネジメントジャパンの代表取締役社長や日本投資顧問協会の副部会長を務めるなど、確かに「伝説」という肩書きにふさわしい経歴を持ち合わせていますね。
これ程の経歴を持つ人物から「私の事を信じてついてきてくれるのであれば、経済的成功まで私が引き上げてみせます!」と言われれば、多くの人がポジティブな印象を受けるのでは!?
それでいて、
・まとまったお金
・投資経験
・時間
が無くても大丈夫だと伝えている訳ですから、相当の自信があるのでしょう。
逆に自信が無ければ、1億円投資家など養成出来ないとも言えますね。
株式投資の概念を根底から塗り替え、投資初心者でも理想的な結果を手に入れる事を可能にした講座とは一体…!?
具体的な提供内容としては、
1.株初心者であっても即日利益を得る為に必要な最低限の知識全てが得られる「株式投資基本マニュアル」
・証券口座の作り方
・株式投資に必要なものリスト
・証券用語の解説
・証券会社のソフトの使い方
・投資マインドセット
2.世界中の金融機関で活躍する平田氏だからこそ完成させる事が出来た、株の連動で出来レース的に短期的な利益を確定させる為の「リレー投資早見表」
・リレー投資の具体的な実践方法
・株価が連動する銘柄の一覧リスト
3.大口機関投資家が動き出すサインを検索し、先回りしてガンガン利益を受け取る為の「ZONE投資マニュアル」
・ZONE銘柄検索マニュアル
・ZONE投資実践マニュアル
・応用編(ZONE銘柄回転売買)
4.完全放置で資産10倍以上を狙える「テンバガー投資法」
・大化け銘柄の乗り継ぎ方法
・平田流テンバガーの探し方
5.ネット上では決して話せない極秘情報を密かに共有し、最高の仲間を見つけてもらう「メンバー限定実践会」
・全3回開催
・表では言えない相場の裏話
・復習用に動画を撮影して提供
・投資仲間を作ってもらう交流
※実践会は12月1日、2月2日、3月23日の13時~18時を予定
6.平田和生が選出した激アツ情報を随時届ける「お宝株通信180日間」
・6ヵ月間の継続配信
・リアルタイムの相場解説
・メールとLINEで配信
を紹介しているものの、やるべき事として、
1.上がる銘柄を選ぶ
2.注文を入れる
3.利益を確定する
というステップが掲載されているのみで、上記の提供内容を学ぶステップが省略されている印象を受けます。
ただ単に平田氏から情報提供を受けるだけであればこの3ステップだけでいいのかもしれませんが、各マニュアルや投資法を習得するのに相応の時間が掛かるのでは!?
いくらメール・LINE・電話でのサポートがあり、
・平田和生のリアルタイムのトレードを動画で確認してもらう「トレード実践動画」
・少額資金でも雪だるま式に資金を増やす、投資の常識を完全に超えた「無敵の1万円投資法」
・株式市場に溢れる株主優待をほぼゼロ円で選びたい放題の「ゼロ円株主優待入手法」
・入学金が実質無料になる、「投資元金30万円ご提供マニュアル」
といった特典を貰えるにせよ、特定商取引法に関する表記を見る限りマニュアルのルール通りに取引する必要がある様ですし、本当に時間が無い人や投資初心者でも利益を得られるのか、私としては多少不安を感じるところ。
ただ、198,000円(税込)という価格でこれだけのものを受け取れるのであれば、コストパフォーマンスは高いかもしれませんね。
「株式投資にはリスクがあり、色々な知識・手法を習得するにはそれなりの時間を要する」という事を理解している人にこそ、有益なサービスではないでしょうか。
尚、塾開催期間(半年間)実践して入塾費用の198,000円以上を稼げなかった場合、全額返金される保証が付いていました。
但し返金を受けるにあたり、
・投資元金は最低30万円から
・日本国内の証券口座を開く事が出来る人に限る
・最低でも月に10回以上ZONE投資法で取引する(マニュアルのルール通りに取引する)
・返金を希望する場合、実践した事が分かる取引履歴や本人確認が出来る証明書を提出する
・返金可能期間は半年間の塾開催期間後、14日以内
などの条件が設けられていますので、しっかり目を通しておいて下さい。
平田塾に会員登録した後に分かる事は?
会員登録という形態は採られておらず、198,000円(税込)支払えばサービスの提供を受けられる形になっています。
ここまで一通り見てきましたが、金融商品取引業者のヘッジファンドバンキング株式会社が運営している事から、ある程度サービス自体は信頼出来るでしょう。
しかしヘッジファンドバンキング株式会社が行政処分を受けたという事実がある限り、中々悪いイメージを拭いきれません。
又、日経投資助言協議会という謎の機関・団体から届いた迷惑メールをクリックすると、平田塾に誘導されたという事実も大きな懸念事項。
金額も金額ですし、私としては先日取り上げたキングトレード投資顧問同様、ヘッジファンドバンキング株式会社が運営するサイトを利用したいとは思えませんでした。
平田塾 運営会社情報
[URL]http://fp-invest.info/hirata-juku/
[販売会社]ヘッジファンドバンキング株式会社
[販売責任者]平田和生
[所在地]東京都品川区上大崎3-14-34 PLUS ONE 6F
[電話]03-5436-6120
[メールアドレス]info@hiratakabu.com
[登録番号]関東財務局長(金商)第2747号
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平田塾が、仕手株詐欺を行う悪徳な評価の低いサイトなのか、株式投資を行う上で利用価値のある評価の高いサイトなのか、意見共有させて下さい!
平田塾代198,000円を取り戻せますか?
私も日経投資助言協議会の大西っていう人からメール届きました。
でもURLの転送先は平田塾じゃなくて、ロジャーズ・サインっていうサイトでしたね。
英語ではRoger’s Sign。
一体誰何でしょう?
勝手にメール送ってくるのヤメテほしいです!
何より日経投資助言協議会と平田塾の関係を知っておく必要があるな。
確かに『e-shopping-c』のホームページないし、日経投資助言協議会の存在は謎でしかない。
そもそも存在するのかすらあやしいもんだ。