株勝詐欺検証・口コミ・評判

株勝が仕手株詐欺を行っていないか検証していきます。
昨日の日経平均株価は22,177.04円と、前日比445.34円の下落。

要因の1つとして、「エルサレムをイスラエルの首都として認める」という米大統領の方針が表明された事が挙げられるでしょう。

今後中東情勢が混乱する恐れがあり、地政学リスクの観点から売り注文が多くなったものと思います。

大納会を迎える前に株式市場に大きな影響を及ぼしましたが、今後の動向は！？

今週末と週明けのニュースには、特に注意を払っていきたいところですね。

さて、株勝という株式投資情報サイトをご存知でしょうか？

ドメイン取得年月日は2017年7月5日と、運営開始から5ヵ月が経過したばかりのサイト。

「KABU-Victory」という英語表記も使用しているみたいですね。

2017年10月にTwitterのアカウントを開設していますが、フォロワー数は極僅かで、多くの人に認知されている様子はありません。

「リツイート」や「いいね」の数も微々たるもので、細々とツイートしているイメージ。

金融商品取引業者としての認可を受けていませんので、今後警告を受け、突然サイトが閉鎖される事も十分考えられるでしょう。

会員の方は、すぐに利用を停止した方が良いと思います。

以下、私、安達がお伝えします。

事前にこちらも確認してみて下さい。
【悪徳な投資情報サイト詐欺に遭わない為の注意点】

株勝に会員登録する前に分かる事は？

株式投資の玄人・素人問わず、誰もが考えるであろう「勝ちたい！」という気持ちに応えると言っていますね。

この宣言を証明すべく、株勝が情報提供した急騰銘柄の実績を9件挙げていました。

銘柄・提供時株価・売却時株価・株価上昇率・購入株数・運用成果が示されている訳ですが、提供時と売却時の日付を載せていないのは非常に分かり辛い印象。

売却理由や詳細についても触れておらず、適当に銘柄を抜粋して掲載しただけでは？と感じてしまう程。

念の為それぞれの株価の推移をチェックしてみましたが、ドメイン取得年月日との整合性についてはおそらく問題無さそうです。

上記の様な急騰・暴騰銘柄を事前に仕込める理由としては、

1.現役で運用を続けている投資家グループと情報を共有！
利益を出し続けている投資家は、同じく利益を出している投資家と情報を共有し、利益を上げ続けている。
株勝は独自のコネクションで現役投資家と共に活動しており、ユーザーとも情報を共有している。

2.独自システムの導入で株価の上昇を感知！
上昇する株の動きには少なからず前兆がある。
人間には感知し辛い微かな動きを株勝が導入したシステムが感知し、過去の勝ちパターンと照らし合わせて上がりやすい株を選定する。
最新のニュースを読み込んで予想値の算出を行うので、テクニカルとファンダメンタルズの両方で分析を機械的に行う。

3.スピード重視のグループ化に成功
株勝は全てのユーザーに限りある時間で最大限の利益を得てもらえる様、業界毎のスペシャリストを揃えてその分野に特化した分析を行う事で精度やスピードを高め、他分野間での連携を強化してグループ化を図り、深く広く相場を分析する事により、最適な銘柄を案内する。

と3つのポイントを提示。

特に気になるのは「株勝が導入したシステム」で、こういったシステムを構築する時間があるのなら、まず最初に金融商品取引業者の認可を受けるべきでは？と邪推してしまいます。

又、「安心サポート」として、

1.万全のサポート体制
電話やメールで連絡する事で、疑問を即座に解決する事が可能。

2.担当コンシェルジュ
登録したユーザーにはコンシェルジュが就き、ユーザー1人1人に合わせた運用プランを提案する。

3.無料銘柄相談
ユーザーが購入を検討している銘柄はもちろん、保有中の銘柄に関しての相談も行う。

を挙げ、誰もが抱える投資の悩みをまとめて解決すると告知。

元大手証券会社プロトレーダーや億単位の資産を持つ個人トレーダー、株式投資セミナーを開いて顧客満足度90%以上を実現している講師など、厳選された人財が揃っているので、様々なニーズに応えて顧客目線でサポート出来るそうです。

しかしこの厳選された人物達の氏名が明らかにされておらず、信憑性に欠けると感じるのは私だけでしょうか？

Q.そもそも投資が分からない
A.最初は知識は必要ない。
注文や決済など、必要最低限の操作が可能であればすぐに運用出来る。
難しい分析や売買のタイミングは株勝に任せてほしい。

Q.売買タイミングが分からない
A.タイミングは自然と身についてくる。
それまでは株勝のアナリストチームとシステムが、相場をテクニカルとファンダメンタルズ両方の方法で分析し、的確な売買タイミングを知らせる。

Q.仕事が忙しくて時間を確保出来ない
A.専用のコンシェルジュが、利用者の限られた時間の中でしっかり運用出来る様にスケジューリングする。
株式投資は少ない時間でも運用可能。

Q.他社で失敗してしまった
A.失敗にも成功にも必ず理由があり、その理由を追求する事で、失敗やミスを極限まで少なくする事が出来る。

といった悩みに対する回答を見ても、金融商品取引業者ではない時点で全く説得力がありませんね。

尚、「http://kabu-katsu.com/lp2」というページが用意されており、無料サービスとして、

・今週の厳選3銘柄
毎週月曜の朝8時頃に配信する「今週の厳選3銘柄」は、株勝が契約している機関投資家が様々な角度から選び抜いた3銘柄を、無料で紹介している。
完全無料だが過去に高騰した銘柄は数知れず、絶大な信頼を置いているユーザーも多いサービス。

・今週の無料銘柄
毎週水曜の朝8時頃に配信する「今週の無料銘柄」は、株勝が契約している個人投資家が独自の観点で選び抜いた1銘柄を、無料で紹介している。
個人投資家ならではの、柔軟な思想から選び抜かれた銘柄を楽しみにしている根強いユーザーが多いサービス。

・今週の市場情報
毎週土曜日の夕方18時頃に配信する「今週の市場情報」は、今週の市場の動きをまとめて無料で紹介している。
今週の相場の動きをおさらいする事で、次の月曜日からの取引を円滑に進られる様にする。

・今週の指標予定
毎週日曜日の夕方18時頃に配信する「今週の相場予想」は、翌日の月曜日からの相場の動き方を予想し、無料で紹介している。
行っている取引や株勝が提供するコンテンツと組み合わせて使ってほしい。

・本日の市況情報
平日の取引時間終了後に配信する「本日の市況情報」は、世界経済の強気材料・弱気材料・留意事項を無料で紹介している。
翌日の取引の参考に役立ててほしい。

・無料銘柄相談
株勝専属の投資家が利用者の選んだ銘柄を調査し、今後の動きや売買タイミングなどをアドバイスしている。
株勝が誇るプロ投資家の実力を体感してほしい。

の6つ、有料サービスとして、

・ホワイトプラン
最低水準の価格で株勝の力量を測る。

・ブロンズプラン
低予算でも安定した資産形成。

・シルバープラン
リスクをとらずに資産2倍を目指す。

・ゴールドプラン
短期上昇且つ高利益。

・プラチナプラン
テンバガー株を狙い撃つ。

の5つを紹介していますが、有料サービスの利用料金は現段階で不明。

気になったのは、「先着100名限定」でプロ厳選の3銘柄を即時提供すると掲載されている点。

この文言は「http://kabu-katsu.com/」では見受けられず、全員に提供されるのか先着100名に提供されるのか分かりません。

どちらかに統一すべきで、サイト閲覧者を惑わす行為は止めてほしいですね。

株勝に会員登録した後に分かる事は？

先着100名に入る事が出来るか分かりませんが、プロ厳選の3銘柄を受け取るべく、登録手続きしてみたいと思います。

フォーマットにメールアドレスを入力し、「厳選3銘柄を今すぐ受取る」ボタンをクリックすると画面が切り替わります。

上記画面で名前と電話番号を入力後に「登録する」ボタンをクリックすると仮登録が完了し、すぐにメールが届きます。

このメールの本文にある指定のURLをクリックする事で、会員登録完了となりました。

しかし、登録段階で電話番号の入力を求めてくるのはさすがに如何なものか…

メールでのやり取りで十分ですし、金融商品取引業者ではない会社に「大事な個人情報を伝えたくない」という人が殆どでは！？

ログインしてみると、早速「今週の厳選3銘柄」というコンテンツが目に飛び込んできます。

無事先着100名に滑り込んだ訳ですが、そもそも本当に先着100名だったかどうかは不明。

常に「先着100名」と表示している様であれば、サイト閲覧者を誘導する為の煽り文句と見てほぼ間違いないでしょうね。

尚、厳選3銘柄は無事提供され、「今週の」と付いているあたり今後も継続した提供があるかもしれません。

「お知らせ」や「株勝ニュース」は、過去のものをアーカイブとして残しているのが良心的。

多くの株式投資情報サイトでこういった情報がすぐに閲覧不可となってしまう中、珍しいと感じました。

続いて「過去の実績」を見てみたところ、登録前のページで示されていた実績に加え、更に16件追加されています。

相変わらず提供時と売却時の日付が無く、今後もこの形式で進めていくのでしょう。

「ユーザー軽視」と思われても仕方ないのでは！？

問題となるのは追加された分の実績で、それぞれ株価の推移をチャートで確認してみたところ、提供時株価の日付がドメイン取得年月日以前の日付となっているものが多数存在。

数年前に遡らないと提供時株価が出てこない銘柄も堂々と掲載しており、極めて悪質と言わざるを得ません。

登録前のページに載せた実績ではドメイン取得年月日との整合性を取りつつ、登録後のページでは上記の様にドメイン取得年月日との整合性が無い実績を載せるあたり、意図的に利用者を貶めていると考えるのが妥当。

株式投資情報サイトの中でも類を見ない程に酷いサイトと言えると思います。

「サービス料金プラン」というページに、

[今年最後の暴騰銘柄逆転勝利]

今年の取引が上手くいかなかった人達に勧めたいプラン。
逆転したいと思っている人に利用してほしい。
このプランの根底には、先月の選挙の結果がある。
株勝専属の投資家達が自身を持って紹介する銘柄は、絶対的な安心感を誇る。
有終の美を飾り、来年スタートダッシュをする準備をしてほしい。

目標株価：300%
募集人数：30人
提供銘柄数：1銘柄
助言方法：情報公開後も該当銘柄に関するアフターフォロー
助言内容：銘柄提供、売買指示サポート
最低投資必要金額：30万円以上
募集期間：2017年11月27日～2017年12月8日
取組期間：2週間～2ヵ月
情報公開日：2017年12月1日～2017年12月8日
情報料：98,000円(特別価格/通常198,000円)

[ホワイトプラン]