いくつかの株式投資情報サイトでも触れられていますが、インターネットが普及した現在、多くの情報が溢れています。
その中で、どの株式投資情報サイトを選べば利益獲得に繋がるのか「取捨選択が難しい」というのが、大多数の方の意見かと思います。
インターネットが普及する以前は、
・各株式投資情報会社による対面販売
・書籍での情報提供
といったケースが大半を占めていたでしょう。
それでは、悪徳な株式投資情報サイトを回避する為にはどういった事に注意すべきなのか!?
私、安達の経験則にはなりますが、ポイントをいくつか挙げてみようと思います。
最低限Point1~Point6をチェックして頂くと、悪徳な投資情報サイトに騙される確率はかなり低くなるはずです。
Point1:金融商品取引業者としての認可を受けていない
第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業、投資助言・代理業、投資運用業などを行うには、基本的に金融商品取引業者として認可を受ける必要があります。
認可を受けていない場合、無登録で金融商品取引業を行う者として財務局から警告を受ける事になるでしょう。
特に、海外に拠点を置く株式投資情報サイトはほぼ全て無登録業者。
違法な株式投資情報サイトか否か判断する上で、最も注意すべきポイントになります。
「会社名+無登録業者」「サイト名+無登録業者」と検索して財務局の警告ページが出てきた場合には、その株式投資情報サイトが違法なサイトで、詐欺サイトの疑いがあると判断して下さい。
Point2:「仕手株情報を提供する」という様な表記が見受けられる
当サイトの本分である「仕手株情報詐欺撲滅」の為にも、特に注意したい項目です。
仕手株とは、仕手が利益を得る為に利用する、投機的な取引の対象となりやすい株式を意味し、表立って情報として出てくるものではありません。
言葉としての意味は持っていますが、現在では証券取引等監視委員会による調査も厳格化しており、安易にサイト上に掲載する文言ではないでしょう。
非合法な取引手法は金融商品取引法違反となる事を、留意すべきかと思います。
Point3:迷惑メールが届く
会員登録していないにも関わらず、知らない株式投資情報サイトからメールが届く様になったら要注意!
特定電子メールの送信の適正化等に関する法律(特定電子メール法)に違反する行為であり、刑事罰の対象となります。
これは株式投資情報サイトに限った事ではありませんが、個人情報を無断で入手している訳ですから言語道断ですね。
メールアドレスが流出してしまったか、他サイトで登録したメールアドレスが悪徳な会社によって取引されているか、いずれかの可能性があります。
直ちに登録を解除し、もし不当な料金を請求される様な事があれば、然るべき機関に連絡すべきでしょう。
又、サイトを作成せず、迷惑メールだけで集客しようとしている業者が増えてきている点にも注意して下さい。
以下、現在確認出来ている該当業者です。
[急騰.COM]
メールアドレス:send@kyu-tou.com , info@kyu-tou.net
IPアドレス:103.48.37.57 , 133.130.64.128
ドメイン取得年月日:2018年5月5日 , 2018年5月8日
2018年5月5日から迷惑メールが届きはじめる。
[株センサー運営事務局]
メールアドレス:info@finance-partner.net
IPアドレス:153.126.208.118
ドメイン取得年月日:2018年5月25日
2018年6月5日から迷惑メールが届きはじめる。
[急騰情報局 株マスター]
メールアドレス:info@kabushikitrade.com
IPアドレス:153.126.208.118
ドメイン取得年月日:2018年5月25日
2018年6月5日から迷惑メールが届きはじめる。
[株達人]
メールアドレス:info@kabu-tatsu.com
IPアドレス:133.130.64.144
ドメイン取得年月日:2018年7月24日
2018年8月3日から迷惑メールが届きはじめる。
[SYM総合企画株式会社]
メールアドレス:info@sym-mail.com
IPアドレス:103.13.140.31
ドメイン取得年月日:2018年8月7日
2018年8月7日から迷惑メールが届きはじめる。
[【株式情報サイト】リワード]
メールアドレス:info@kabu-reward.com
IPアドレス:153.126.208.118
ドメイン取得年月日:2019年2月13日
2019年4月15日から迷惑メールが届きはじめる。
[優良銘柄案内所]
メールアドレス:info@investment-toushi.com
IPアドレス:不明
ドメイン取得年月日:2018年11月26日
2019年5月11日から迷惑メールが届きはじめる。
Point4:会社情報又は特定商取引法に基づく記載が掲載されていない
最低限開示されるべき情報ですので、確認出来ない様であれば利用は控えた方が良いでしょう。
・会社名(個人で運営していれば氏名)
・登記簿上の住所
・電話番号
・代表者
などが掲載されていない場合には業務改善命令又は業務停止命令を受ける可能性がありますし、サイトの信頼性を判断する上でも重要なポイントになります。
又、登記が確認出来ない会社(所在地を含む)を運営会社としているサイトについては論外で、利用するのは危険です。
Point5:他のサイトの記事を転載・盗用している
金融商品取引業者として認可を受けていない無登録業者において、大手新聞社や大手株情報提供サイトの記事を引用元も示さず、あたかも自社発信の情報であるかの様に見せた無断転載・盗用行為が横行しています。
特に日々の経済市況や相場動向について触れている無料コンテンツで散見され、語尾等を所々変更して誤魔化しているあたり、相当に悪質と言わざるを得ません。
会員登録後にしか閲覧出来ない情報となっている為、大手新聞社や大手株情報提供サイトは中々気付く事が出来ないでしょう。
無料コンテンツの文章をコピーして検索にかけ、似た様な記事があるかどうか調べた上で転載・盗用が明らかになった場合には、転載元に通報してもいいかもしれませんね。
Point6:実績とドメイン取得年月日の整合性が取れない
殆どの株式投資情報サイトで提供した銘柄情報の実績を載せていますが、情報を提供した日付とドメイン取得年月日を見比べてみて下さい。
もしドメイン取得年月日より前の日付を情報提供日としているサイトがあった場合には、くれぐれもご注意を!
リニューアルしたサイトであれば別ですが、基本的にはドメイン取得年月日以降にサイトが立ち上げられた事になり、それ以前の日付が実績に載っていたとすれば、それは実績が捏造されている事を意味します。
もしリニューアルしたサイトだと言い張っても、リニューアル元のサイトやURLが明かされない限り、信用出来るものではないでしょう。
Point7:頻繁にサイトをリニューアルする
そもそもサイトをリニューアルする意図が分かりません。
最近よく見かけますが、変更にあたって新しいサイトで説明が成されている訳でもなく、どういったメリットがあるのかも不明です。
例えば、「10年間運営してきたので新出発を図りたい」というのであれば、ある程度納得も出来るかもしれません。
しかし数ヶ月~1年でリニューアルしている場合、「疾しい事でもあるのか?」という疑念を持ってしまいます。
Point8:複数のサイトが似た様なデザイン・文言を使用している
これは2通り考えられますね。
まず1つは、既存の株式投資情報サイトを盗用したサイト。
そしてもう1つは、2つのサイトで集客する目的を持っているサイトです。
もしこの様な株式投資情報サイトがあった場合には、注意が必要ですね。
Point9:1つの会社が複数のサイトを運営している
これはPoint8にも通じるケースです。
もし1つの会社が複数のサイトを運営し、更に似た様なデザイン・文言を使用している場合、その理由が何なのか勘ぐってしまいますよね。
上記の様に単なる集客目的なのか分かりませんが、同じ情報が提供されるのであれば、複数存在する意味はありません。
1つのサイトでしっかり運営していく方が、効率的に良いでしょう。
サイトによって投資対象が株式、FX、不動産と異なっているのであれば、複数のサイトに分けてもいいと思いますが…
それでも、1つのサイトにまとめてコンテンツを充実させた方が、価値あるサイトとして高い評価を得られるのではないでしょうか?
Point10:サイトトップページが「メンテナンス中」と表示されているが、メールが届く
ごく短期で、理由もしっかり明記されているのであれば、純粋にメンテナンスをしていると分かりますが、長期間に渡って「メンテナンス中」と掲載されていると、誰もがクローズ前のサイトだと感じるでしょう。
しかもメンテナンス中にも関わらずメールが届くとなると、「目立ちたくない理由があるのか?」「何かトラブルが起きているのか?」という懸念が生じます。
又、トップページに「ID」と「パスワード」を入力する欄だけが表示されているサイトもたまに見かけますが、これも上記と同様かと思います。
Point11:「返金」という言葉を多用している
サービスの一環なのか分かりませんが、提供しているサービスに自信が無い事を露呈している様なものでしょう。
利用料金と実際の売買にかかった費用の全額を返金してくれる訳ではないと思いますし、返金してもらうには口座情報を教えなければならず、個人情報が流出する危険性をはらんでいます。
「返金」を掲げる前に、提供する情報の精度を高める努力をしてほしいですね。
今後も継続的に調査!
上記の様にいくつかのポイントをまとめてみましたが、この他にも注意すべき点が出てくる可能性は十分あります。
又、いくら情報の真偽が問われるにしても、悪評の多いサイトは避けておきたいですね。
削除依頼もなく、悪評が放置されている時点で、あまり注力していないと感じてしまいます。
また悪評が多いサイトとは逆に評判の良いサイトはこちらの下記ページでまとめていきます。
【評判の良い投資情報サイトまとめページ】
引き続き、仕手株情報詐欺撲滅の為にも株式投資情報サイトの調査を行い、都度更新していきますので、どうぞ宜しくお願い致します。
どうもこの詐欺の手口にあったようです。合同会社スコールで品川に本社があるそうで、ドル建てで入金39,600円振り込みをしてしまい、反省しています。
紹介された銘柄は9588UEXを推奨してきました。401円でした。会社情報を閲覧すると、財務状態はかなり厳しい感を受けましたが、今は騙されたふりをして、様子を見てみようと思います。